今回は幸せになる2種類の食べ物についてお話をしていきます。
結論、野菜と果物です。
この野菜と果物が精神的な幸福感をつくってくれる働きがあるというのが分かったそうです。
今までは野菜というとちょっとお通じがよくなるとか、中にフィトケミカルが入っていて抗酸化作用があったりするとか言われていたんですが
野菜を食べると幸せになるっていうのはイメージがつかないと思います。
今回はイギリスのリーズ大学の研究論文から野菜と果物がもたらす幸福感について皆さんとお勉強していきたいと思います。
2010年から2017年の7年間で4万5000人を対象として3回にわたり野菜と果物の摂取量を調査して、幸福度はどれくらいなのかという調査がありました。
それまではパンとか乳製品とかが精神的な幸福感をつくっているのではと考えられたそうなのですがその関連性はなく、幸福度が高い人は野菜と果物の摂取量が多い人たちだったと言っています。
じゃあどのくらいの幸福度が野菜や果物から得られるの?ってお話なのですが
毎日1皿野菜を追加するとウォーキングで得られる幸福感と同等の効果が得られたとのことですね。
ウォーキングも精神的に気分が良くなることがありますけども、野菜はその効果があったと。
それと、毎日5皿頑張って食べるとすごいですよ。
伴侶をなくしたときに失ってしまう幸福感を補填するのと同等の効果が得られると計算しています。
心理学の世界では、自分の伴侶を失うことは最大の不幸なことで幸福感の喪失なのですが、野菜はそれを補う分の効果があるということですね。
収入によっても野菜や果物の摂取量に違いがあって、収入が高い人ほどたくさん野菜や果物を摂っているのが分かっています。
日本でも野菜が高騰したりするので、同じような結果が出てきそうではあります。
年齢によっても違っていて、一番野菜果物を摂取しているのは60代の方々だったそうです。
その理由はこの論文では書かれてはいなかったのでよく分からないのですが・・・
野菜や果物にはビタミンCやビタミンEなどの抗酸化作用がある栄養が含まれています。
それらの栄養が人が不幸を感じる時、気持ちが落ち込む時に受けるストレスを軽減してくれるんですね。
あとはビタミンB群なども摂れます。ビタミンB群にはミトコンドリアの働きを活性化してくれます。
ミトコンドリアの代謝が活性化すると脳の神経細胞のストレス耐性が高まるので、精神的な安定を維持しやすくなるとのことです。
あと面白いのが、野菜や果物の摂取が多い人はスイーツの摂取量が少なかったそうです。
スイーツは何となく食べたら幸せになるイメージでしたが、逆に不安をつくっているのではないかということです。
コロナ禍においてはですね、いろいろ不安なことが多くあると思います。
買い物に行った際は、スイーツコーナーより前に野菜売り場に行って新鮮な野菜や果物をたくさん買っていきましょう。
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