今回はブロッコリーと健康寿命についてお話をしていきます。
厚生労働省によると、2016年の日本人男性の平均寿命は80.98歳であるのに対して、健康寿命は72.14歳、女性の平均寿命は87.14歳に対して、健康寿命は74.79歳です。
平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があります。
この差は日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。
長生きをしても健康寿命が伸びなければ、ありがたい話ではないかなと思います。
要は死ぬ直前までいかに健康でいられるかということなんですが、よく言われるピンピンコロリというやつです。僕もできるだけそのような状態になりたいなと思っています。
じゃあどうやったらピンピンコロリに近づけるのかというのを、アメリカのエモリー大学の研究で出ていますのでみなさんにシェアしていきます。
この研究では、マウスの腸内にインドールっていう物質を生み出す腸内細菌を移植させると、マウスは高齢になっても活動的で若々しさを維持していた。ということです。
このインドールっていう物質はブロッコリーやケールなどの野菜にも含まれている栄養成分で、がんの予防効果も報告されています。
インドールは腸のバリア機能を支えてくれて、炎症を抑える効果がありますので、腸内環境を若く保つことが健康寿命を延ばす要になる。とこの研究では主張していますね。
ブロッコリーはお肌を若々しく保つビタミンCも豊富に含まれています。
それで、ブロッコリーの洗い方のコツなんですけども、切らずに丸ごと逆さまにして酢水にIN!これが栄養成分を残しつつきれいに洗うコツになります。
ブロッコリーは形が複雑なので洗いにくいし、表面には油脂状の成分があるので、上からジャーっと洗っただけだと弾いてしまうんですね。
だからといって、蕾を細かく切り落としてから洗うと、切り口からビタミンCやミネラルが流れ出てしまうのでもったいないです。
なのでボウルに水を張って、その中に丸ごとブロッコリーを逆さまに入れて、軽く振り洗うだけで、水が茎の間に入り込むのできれいに洗うことができます。
水だけでも大丈夫ですが、細菌などが気になる場合はお酢を薄めてそれで洗うと除去できます。
調理に関しては、蕾の部分は茹でるとビタミンCが失われてしまうので、蒸すか電子レンジがおススメです。
茎の部分は加熱調理にも強いので、茹でたり炒めものにおススメです。
あと、たまに葉っぱもついていますよね。あの葉っぱの部分には蕾の部分よりポリフェノールや抗アレルギー効果も豊富なので捨てずにいただきましょう。
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