今回は大豆製品と乳がんの関係についてお話をしていきます。
日本人女性の生涯に乳がんを患う確率は16人に1人と言われています。
そのリスクは年齢と共に上がっていきますが、最近は若い世代の発症も問題となっています。
発症のリスクになるのは飲酒、肥満、喫煙、高脂肪食などの生活習慣が報告されている一方で、定期的に運動をして活動量が多いとか、ブロッコリーなどアブラナ科の野菜の摂取量が多い女性はリスクが低いとの報告もあります。
今回、大豆と乳がんの関係については大豆イソフラボンであるゲニステインの血中濃度が高い女性はリスクが低いとか、味噌汁の摂取量が多いほど乳がんになりにくいといったことも言われています。
アメリカのタフツ大学の研究によると、治療を受けている患者さんにとっても有益であることが示されました。
この研究では、乳がん患者の大豆製品摂取量と死亡率との関係を調べたそうです。
乳がんと診断されたアメリカ人とカナダ人6235人を平均9.4年間にわたり追跡調査を行った結果、大豆製品を沢山摂取した乳がん患者群の総死亡率は最も摂取が少なかった患者群より21％も低いことが分かりました。
大豆はみそや納豆の原料で日本人の重要なたんぱく源です。
乳がんの予防のみならず、治療を受けている患者さんにとっても有益であるということです。
朝食は納豆に味噌汁の日本食！これが健康的かもしれませんね。
▼三好拓己の月額オンラインレッスンはこちら↓
▼茨城県各地でピラティスやストレッチのレッスンを行っています↓
0コメント