今回は【糖質オフ】【ロカボ】の落とし穴についてお話をしていきます。
ちょっとお腹周りが気になってきた、ちょっと自粛期間で体重が増えてきた・・・。
といって気にされて普段口にしているものを糖質オフとか糖質ゼロとかロカボとかそういったいわゆる低糖質食品や糖質制限食品に切り替えている方がいらっしゃると思います。
実際この低糖質食品や糖質制限食品の市場規模は2016年の調べで3431億円と急成長しているわけですが、その中で使われている人工甘味料が逆に体重を増やす原因になったり、太りやすいからだにしてしまっているというお話があります。
まず、世界で一番使われているアスパルテームという人工甘味料があります。
これはダイエット飲料やガムなど600品目以上の食品や飲み物に使われています。
砂糖の100~200倍の甘みを持っているけれどカロリーが僅かなので、カロリーゼロやノンカロリーをうたったものに入っています。
このアスパルテームがからだの中で分解されるとフェニルアラニンという物質ができるのですが、これが小腸にある酵素の働きを邪魔することが分かっています。
アルカリホスファターゼという酵素で、メタボ症候群の予防効果が報告されている酵素が働けなくなってしまうので、太りやすくなってしまうということです。
そして頻繁に摂っている人は血糖値が高くなって全身の炎症レベルが高くなることも分かっています。
あと、同じく健康食品などによく使われているスクラロースという人工甘味料があります。これも注意が必要でして、スクラロース自体は脳をかく乱しないんですが、炭水化物と一緒になると甘みに対する脳の反応がおかしくなることが分かっています。
脳の反応が悪くなることで、糖の代謝能力が落ちて、糖を吸収してくれるはずのインスリンの効きが悪くなります。
糖の代謝異常を起こすことで血糖値は上がるし、糖尿病のリスクが高まるし、心臓病のリスクも上がるしと中々怖いものですよね。
ダイエット目的で選んだ低糖質食品や糖質制限食品が逆に太りやすいからだを作っていたり、病気のリスクを高めているよというお話でした。
糖質オフをするときには、精製されたものや人工甘味料ではなくて、麹などの自然の甘味料を選択したいところです。
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