今回はフラボノイドという栄養成分が健康長寿に効果ありというお話をしていきます。
フラボノイドはポリフェノールの一種で、お茶に含まれるカテキン、玉ねぎに含まれるケルセチン、リンゴに含まれるプロシアニジン、ブルーベリーの色素成分のアントシアニン、オレンジに含まれるフラバノン、大豆に含まれるイソフラボンなどでどれかは耳にしたことあるかと思います。
フラボノイドの健康効果はすごくて
- 動脈硬化の進行を抑える抗酸化作用
- 免疫力を整える効果
- がん細胞が増えないようにしてくれる
- 神経の鎮静作用
- 血液サラサラ
そんな中で、毎日500ミリグラムのフラボノイドを定期的に食事で摂取すれば、心臓病による死亡率、がんによる死亡率、全死亡率を有意に下げてくれることが分かりました。
ちなみに500ミリグラムのフラボノイドは、日本茶1杯、りんご1個、オレンジ1個、ブルーベリー100g、ブロッコリー100gで十分に摂れる量です。
この研究では、オーストラリアのエディス・コーワン大学がデンマーク人の健康な成人男女5万6048人(平均年齢56歳)を平均23年間調査をして食事由来のフラボノイドと死亡率との関連性をみたとのことです。
その結果、フラボノイドの摂取量が多い人は少ない人に比べて、がんや心疾患で死亡するリスクが10%以上低いことが分かりました。
そして、1日の摂取量を全フラボノイド換算で500ミリグラム以上とすれば、より効果的だと報告しています。
更に、喫煙者とお酒を飲む人もフラボノイドの健康効果が認められたということで、喫煙者とお酒を飲む人にもおすすめです。
ここでフラボノイドを摂る上でのポイントは、複数の食品から摂取することが健康効果を高めるということです。
それぞれの食品に含まれるフラボノイドはその種類も違えば、健康効果に違いがあるからです。
お茶を飲んで、りんごとオレンジ、ブルーベリーをデザートで食べたり、ブロッコリーを毎食30gほど食べたらOKです。
それで健康長寿になれるならお手軽じゃないでしょうか。
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